時短・節約レシピが盛り沢山、業務スーパーで出口調査。お祭りに出店するための買い出しに来たというスナックのママ・すずさん。横浜市にある希望ヶ丘商店会が主催する「春フェスティバル」へは多いときには5，000人もの来場者が訪れる。神奈川県産のタケノコを使った「たけのこの炊き込みご飯」、本格窯で焼き上げる「ナポリピッツァ」など、屋台グルメなど21店舗が出店されている。そんなお祭りで気合が入るすずママに会いに行くと、この日はメイクバッチリで顔出しOKだった。100人前のオムそばの仕込みはお祭り開始2時間前の8時過ぎから取り掛かっていた。しかも料理を作るのはすずママ1人のみ。1キロの中華鍋を使って腕を振るうオムそばは、千切りキャベツに刻み玉ねぎ・人参を炒めたら1センチほどの長さに切った業務スーパーの焼きそば、そこにお米2号とそばめしスタイルで調理。そして粉末ソースにお好みソースで味付け。最後に薄焼き卵をトッピングしたら完成。1つ400円で販売するそうで、「あまり利益がないけど、子どもたちが喜んでくれたらと思って」とのこと。ただ、目標の100個にはまだ程遠くオムそば作りの傍ら出店準備も1人で行うという超ハードスケジュール。すずママの大ピンチに祭りのボランティアで来ていた横浜隼人高等学校の生徒が救世主として登場。生徒さんのおかげでテントと出店の準備が5分で完了。まだ仕込みは残っているが、祭りがスタートした。オムそばは大人から子どもまで大人気。すずママの子どもたちへの思いが通じ、売れ行きも好調。そして無事に完売した。