ホリコ・キャピタルマネジメント・堀古さんはスペースXのIPOについて「人気企業のIPOというだけでなく金融史に残る特殊なIPOともいえる。スペースXの想定時価総額は約1兆8億ドルと言われているため、全株式数の2~4%程度しか売り出されない予定。想定資金調達額は750億ドルに達するとみられ、過去最高だったサウジアラムコを抜いて歴史上の最大の資金調達額となる。通常のIPOでは上場直後の株価の下落を防ぐために個人投資家への割り当ての5%以内と少ないが、今回は30%が割り当てられることが予定されている。通常のIPOでは経営陣や経済団に対し、6か月ほどロックアップ期間が設定されるが、今回は2か月しかない。『スペースX』という名前から宇宙関連企業や衛星通信の会社と思われがちだが、投資家に開示された目論見書では姿が異なる。彼らが主張する28.5兆ドルというビジネスの規模のうち93%がAI関連とされている。宇宙への夢を抱かされるような上場ではあるが、実際にはイーロン・マスク氏が巨大なAI戦略をファイナンスするために資金調達する側面が強い。」などと話した。
