競争激化の“スキマバイト”業界、タイミーが東京証券取引所から上場承認され、東証グロース市場に上場予定だ。今回新株の発行がないため、新たな資金調達は行わない珍しい形をとるという。ニッセイ基礎研究所・井出真吾さんによるとタイミーはネット中心のサービスのため、設備投資の資金がいらないなど比較的低コストで運営ができるため新たな資金調達は不要だといいい、「上場は会社の信用度を上げることが目的では」など分析した。スキマバイト業界は年々拡大していて、利用者が手軽さなどが、企業側は労務作業を削減できるということなどが人気を集める要因となっている。今後は医療・介護など特定分野での新規参入で市場が拡大していくことも予想されている。