日本列島に居座る寒気の影響は生活にも及んでいる。それは野菜の高騰。今日、都内のスーパーでは今月半ばごろまで150円だったネギが200円を超え、同じく白菜も2週間ほど前から100円高くなり250円に。値上げの理由は居座る寒気にある。悩ましいのは野菜の価格だけではなく、イチゴの価格は例年に比べ2割ほど高い。なぜこれほど高くなっているのか。三重県いなべ市では、寒波で一面真っ白なところに建つのはビニールハウス。その中で育てられているのはイチゴ。甘いイチゴを育てるためにビニールハウス内の温度を20〜25℃に保つ必要があるが、この寒波で暖房に使う燃料は約1.5倍となり、約40万円ほどの負担増に。イチゴ狩りの価格を上げざるを得ない状況だという。ただこの寒さでイチゴはゆっくり熟すため、今後は大きくて甘いイチゴが期待できるという。寒さのピークも今日まで。明日からは気温はグングン上がり、東京では週末、4月並みの20℃に迫る暖かさになりそうだ。となると気になるのが花粉。