去年の猛暑などの影響でコメの価格が上昇している。セルシオ和田町店では、コメの販売価格を1割値上げした。東京・千代田区にあるお米の専門店・米マイスター麹町では、去年の秋に比べ国産の米の価格が約6割~8割上昇している。米マイスター麹町・福士修三社長は「やはり物がないんだろう。収穫量が思ったより少なかった。」と話した。去年の猛暑の影響でほとんどの産地で収穫量が減少。さらに、インバウンド需要で外食産業のコメの需要が急増している。こうした状況を受け、米マイスター麹町ではカルローズを仕入れることにした。カルロ―ズは現在一部のスーパーで5キロ約1600円ほどで販売しているアメリカ・カリフォルニア産のコメ。粒が短い日本のコメと、粒が長いタイの米の中間ほどの長さが特徴。タイ米に比べ水分があるので、食感は軽いものの国産米に近い。米マイスター麹町では飲食店などに向けて来月から販売する予定。
住所: 神奈川県横浜市