メロンが豊作とは言えない中、去年の同じ時期より価格が下がっている。埼玉県久喜市「マルサン久喜店」では大セール、一番安いものは1玉税込360円。1キロあたりの卸売価格を見ると、3日は585円、去年同時期は615円だった。ただ、スーパーマルサン越谷花田店の板清英樹塾部長は「例年に比べると今年は売れ行きは悪い」などと話した。物価高の影響で果物の売り上げがダウン、旬のメロンを食べてもらいたいとお手頃価格での販売を決めたという。この価格でお客さんに届けられるのには店の努力と生産者の苦悩があった。茨城県鉾田市「ファームナガス」の長洲道豊は、今年の出来について「ちょっと小ぶり」などと話した。一時的な気温の低下や多くの雨が降ったことが影響。見栄えが下がってしまい、値段が下がっている。長洲によると、今からは生産量が増えるという。
住所: 埼玉県久喜市古久喜403