円安の影響は食卓に直撃。バナナは99%輸入に頼っているため値上がりしている。パンも値上がり影響。国産の牛肉、おにぎりはお得感がアップ。一時1ドル=155円に迫る、約34年ぶり円安水準連日更新。バナナは19年連続でよく食べる果物1位で、大権商店・森店長は「2年くらい前だと大体1袋100円で買えたが、2〜3割上がって149円の価格帯」などと話した。「sonna banana本店」では店名の状況になっており、野田CEOは「オープン当初と比べると3割は確実に上がっている」。他にも円安のあおりを受けているのがパン。東京商工リサーチによると、パン屋の倒産は37件で過去最多となった。一方お米は価格が比較的安定していて、おにぎり専門店の数は前年比で1.5倍に増加している。さらに牛肉について、アメリカ産の牛肉は去年より2割ほど値上がりし、国産は変わっていないという。今後1ドル=155円が1年続いた場合、2人以上の世帯の家計負担額は昨年度に比べ11万円以上上がる試算もある。市場では政府・日銀による為替介入の警戒感が高まっている。
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