備蓄米の追加の放出を明らかにするなど、小泉農林水産大臣のコメ対策が続いている。そんな中、町のスーパーではコメの価格に変化が出ていた。コメの価格破壊を起こすという小泉大臣からは、新たな発表があった。備蓄米20万トンを追加放出することを決定し、申し込みが開始されるという。これまでの随意契約では2022年産の古古米や2021年産の古古古米を放出していたが、今回の放出には2020年産の古古古古米も含まれる。スーパーのコメ平均価格は2週連続で値下がりした。神奈川県横浜市「スーパーセルシオ和田町店」では、備蓄米の流通で売り上げが鈍り始めたため、精米から時間がたった銘柄米の値引きを決めたという。コメの流通に詳しい日本国際学園大学の荒幡克己教授は「新米が十分に出回ったりすれば異常な高値が収まってくるとは思う」などと説明した。収穫量が平年通りならば、5キロ3500円を切る可能性もある。
住所: 神奈川県横浜市保土ヶ谷区仏向町4