タイでは閣僚人事をめぐり憲法の倫理規定に版下として憲法裁判所がセター前首相の会食を命じる判断を示し議会下院でタクシン元首相の次女でタイ貢献党の党首・ペートンタン氏が新首相に選出された。ペートンタン氏は国王の承認を受け正式に首相に就任した。現在37歳で歴代最年少。元首相の失職の背景には政治的な影響力を強めるタクシン元首相の軍に近い保守派の反発があるとの見方が出ているが、タクシン元首相派と保守派の連立政権は維持される。お色の罪などで禁錮8年の有罪判決後、減刑され仮釈放されていたタクシン元首相は国王の恩赦によって18日までに正式に釈放された。タクシン氏は就任式典に出席するなど存在感を強めている。保守派による牽制は続くとみられ難しい政権運営を迫られることになる。