- 出演者
- 望月麻美 高橋彩 マイケル・マカティア
オープニング映像が流れ、出演者が挨拶した。
米国・トランプ大統領は世界の政財界のトップが集まるダボス会議に23日、オンラインで参加し、「米国で製品を製造しないなら関税を払う必要がある」と外国からの製品に関税を課す一方、米国で製造する企業の法人税率は15%に下げる考えを示した。米国ファーストを掲げ民間投資を呼び込む経済政策を国際社会の場で宣言した形。また、EUが米国を不公平に扱っていると苦情を言った。ウクライナでの戦争はなるべく早く終結させる必要があるとして「ロシアとウクライナとの戦争を終わらせるために中国が手助けしてくれるよう願っている」などと述べた。来年は、自身がダボス会議に出席したいという。
米国・トランプ大統領がダボス会議で演説し「非核化を進めることができるか見てみたい。それは十分に可能だと思っている」と述べた。また、ロシア・プーチン大統領とかつて非核化について話したことがあるとした上で「プーチン大統領は核兵器の削減という考えを気に入っていた。中国も気に入っていた」と主張した。米ロに中国を加えた3か国で核兵器を削減することに意欲を示した形だが、実現は現時点では極めて難しい環境にある。核弾頭の保有数は去年1月時点の世界の核弾頭の推計の総数は1万2121発。ロシア5580発、米国5044発、中国500発。このうち中国は核戦力を急速に強化させている。米国国防総省は中国が保有する核弾頭の数は2030年までに1000発を超え、少なくとも2035年まで核戦力の強化を図るという見通しも示している。
ロシアはウクライナへの軍事侵攻を続ける中、おととし2月に米国との核軍縮条約「新START」の履行停止を一方的に表明した。条約は機能不全に陥っているうえ来年には失効する。プーチン大統領は核の脅しを続けている他、関係を強化する北朝鮮に核技術が移転されることも懸念されている。ロシアと中国が大国としての地位を維持、または構築するために核戦力に訴えるやり方を緩めない中、3か国で核軍縮の枠組みを構築するのは非常に困難だと予想される。トランプ大統領は「私は平和と団結の使者になりたい」とコメント。ロシアによるウクライナ侵攻の早期終結や中東情勢の安定などを指していると捉えられると同時に米国の専門家が指摘するのはトランプ大統領がノーベル平和賞の受賞に強い意欲を示しているという。過去にはオバマ元大統領が核兵器のない世界を掲げてノーベル平和賞を受賞していてトランプ大統領はオバマ氏の受賞を強く意識しているとも指摘されている。また、北朝鮮問題への対応で安倍元総理大臣からノーベル平和賞に推薦されたと述べたこともある。
米国で生まれた子どもには、両親の国籍にかかわらず国籍を与える「出生地主義」を見直すとする大統領令について、西部ワシントン州の連邦裁判所は憲法に違反しているとして一時的な差し止めを命じた。トランプ大統領は就任式直後にこの大統領令に署名していた。出生地主義は憲法修正第14条で守られている。22の州と2つの都市が大統領令の実施を阻止するため訴訟を起こした。議会では、物議を醸している元FOXニュースの司会者で退役軍人のピート・ヘグセス氏の国防長官の承認に関し、2人の共和党上院議員が辛らつな批判を繰り広げた。それでも24日、議会上院でヘグセス氏は承認される見通し。大統領は国民の記憶に刻まれた3つの暗殺事件に関連する機密文書の公開を求める大統領令にも署名した。ダラスでのジョンFケネディ大統領、その僅か数年後のロサンゼルスでの弟のロバートケネディ上院議員、メンフィスでのキング牧師の暗殺事件。トランプ氏は、「遺族と国民は事件に関する真実を知る必要がある」と述べた。厚生長官に指名されているロバートケネディジュニア氏は長年父親と伯父の暗殺に関する政府文書の公開を求めていた。大統領は23日、世界経済フォーラムの年次総会で演説。FRBによる利下げを求めたことからFRBの独立性をどの程度、理解しているのか疑問視されている。サウジアラビアに対し原油価格の引き下げも求めた。これを受けて、ダウ平均株価は400ドル大幅に上昇した。
韓国のチョ・テヨル外相とアメリカのルビオ国務長官が初めて電話で会談。北朝鮮の核問題で緊密に協力していくことにした。クアッド外相会合では北朝鮮の非核化という言葉が無く、北朝鮮の非核化のアメリカの外交政策にしめる優先順位が低くなっているのではないかとの懸念が出ている。ルビオ国務長官の最初の外交はクアッドの外相会合。会合後に発表された共同声明では力による現状変更に反対するとの表現で南シナ海をめぐる問題に言及しており中国を牽制するとの外交政策を打ち出した形。韓国外務省の報道官はワシントンで韓米外相会談を行えるようにするとした。
ルビオ国務長官はパナマを訪問することを明らかにしている。パナマといえばトランプ大統領がパナマ運河の通航料が高すぎると発言。また、適切な扱いを受けなければ運河の返還を求めるなど主張している。トランプ大統領の主張にパナマ政府も反発。国連も懸念を示している。ルビオ国務長官はパナマ運河の管理運営をめぐって協議を行う見通し。また、ルビオ国務長官はグアテマラやエルサルバドル、コスタリカ、ドミニカ共和国も訪れる予定。こうした国からは法的な違法入国をする人たちが後を絶たない。トランプ大統領は不法移民対策を最優先事項に掲げて就任直後から国境地帯の軍の部隊の増配など具体的な行動に乗り出すなどしている。アメリカの国務長官の外遊先は通常同盟国となることが多いがパナマなどの外遊先は同盟国ではない。
世界最大級の氷山。総面積はニューヨークの3倍に相当。国際宇宙ステーションからも確認できるその氷山が今アルゼンチン沖に浮かぶ、イギリス領サウスジョージア島から250キロの地点にまで迫ってきており、島に生息するオウサマペンギンやアザラシの生存が脅かされている。厚さ400m、その大半は水面下に隠れている氷山は動物には越えることができない自然の障壁。その氷山がサウスジョージア島の前に立ちはだかれば動物たちは何百キロも迂回しなければならないという。その氷山は1986年から2022年までの間は南極にとどまっていたが現在はサウスジョージア島まで数週間で到達する地点まで接近。
マイケル・マカティアさんは「ついに発足したトランプ政権2。新政権とともに新たな暗号資産“仮想通貨(暗号資産)”も誕生。こういった暗号資産はやり方さえわかれば新しいものを作れる。でもトランプは好意的な政策を取るとしているため、ひと晩で総額2兆円にまで膨れ上がったという。さらにメラニア夫人も自身のメラニアコインを打ち出した」などコメント。
アメリカ・コニーアイランドにある広場で、ニューヨーク州都市交通局が2日限定のポップアップショップを開いた。地下鉄駅の看板や座席などが売られている。会場には熱心な鉄道ファンだけでなく観光客の姿もあった。今回が初参加のグレゴリー・コーさんは7つのアイテムを購入した。
グレゴリー・コーさんは古い地下鉄アイテムを買う理由について「実際に使われていたものが手に入るのは素晴らしい。地下鉄はNYの歴史のかけらのようなもの」などと話した。コーさんは購入した看板について、将来開くバーに飾りたいとした。またNYの地下鉄を愛する気持ちについて「NYの地下鉄には壮大でロマンチックな物語があり美学がある。有名な政治家や映画スターもみんな平等に2ドル90セント払って同じ電車に乗っている。どこでも地下鉄で行けるのは素晴らしいこと」などと話した。
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世界で海外旅行に出かけた人の数は去年1年間で約14億人と新型コロナの感染拡大前の水準まで戻ったことが国連機関のまとめで分かった。フランスは2023年に引き続き2024年も世界からの観光客の数で1位になった。パリに次ぐ2位の観光地であるニースの旧市街には様々な国の人たちが訪れていた。
旅行関連サイトが国連のデータに基づいてまとめた「2024年 世界で最も訪問された国」ランキングによると、日本は11位だった。
タイでは23日に同性婚を認める法律が施行された。台湾・ネパールについで3例目であり、バンコクではこれを祝うイベントが行われている。セター前首相やチャッチャートバンコク知事らも参加して虹色のカーペットの上を行進した。ペートンタン首相も映像で祝福を行い、1日の同性婚の婚姻届受理世界最多記録更新に向けた挑戦も行われ、出張窓口も設置されこの会場だけでも300人ほどが届け出を行ったが、今後ギネス世界記録を求めていく。男性と女性という言葉は個人という言葉に置き換わり、遺産相続などについても異性間の結婚と同等で扱われる。
中国パンダ保護研究センターでは去年生まれたパンダの赤ちゃん25頭が展示されている。13頭は保護センターで生まれ、12頭は成都パンダ繁殖基地で生まれているが、イベントは中国の春節がユネスコの無形文化遺産に指定されて初であり、ランタンや扇子なども展示された。パンダは性格もそれぞれ違った様子を見せているという。
次回は「特集”熟年離婚”アメリカの実態は」など。
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エンディングの挨拶。
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「ドキュメント72時間 新潟 ドライブスルー」の番組宣伝。
「突撃カネオくん グミを徹底調査」の番組宣伝。