米国・トランプ大統領は世界の政財界のトップが集まるダボス会議に23日、オンラインで参加し、「米国で製品を製造しないなら関税を払う必要がある」と外国からの製品に関税を課す一方、米国で製造する企業の法人税率は15%に下げる考えを示した。米国ファーストを掲げ民間投資を呼び込む経済政策を国際社会の場で宣言した形。また、EUが米国を不公平に扱っていると苦情を言った。ウクライナでの戦争はなるべく早く終結させる必要があるとして「ロシアとウクライナとの戦争を終わらせるために中国が手助けしてくれるよう願っている」などと述べた。来年は、自身がダボス会議に出席したいという。