セブン&アイHDが2030年度までの経営戦略を発表、現在のコンビニ約2万2000店を約1000店増やす計画や店内で紅茶を淹れるマシンやできたてパンの調理設備に投資する。セブンカフェベーカリーは現在の国内約3000店舗から5年で約5000店舗以上への拡大を計画している。セブン&アイは先月カナダコンビニ大手が買収提案を撤回、企業価値の向上が急務となっている。今後の事業方針についてスティーブン・ヘイズ・デイカス社長は「スピーディーに危機感を持って変革する必要性を強く感じていた。9月を持って我々はセブン&アイの歴史上初めてコンビニエンスストアに特化した事業体になる」とした。2年連続の減益が続くがコンビニ事業特化することで今後は営業収益計画2030年度約11兆3000億円と昨年度より1兆円以上の引き上げを目指す。