カナダのコンビニ大手がセブン&アイ・ホールディングスに対し、買収金額を引き上げた新たな提案を行ったことが分かった。関係者によると、セブン&アイ買収を巡ってカナダのコンビニ大手「アリマンタシォンクシュタール」が行った新たな提案では買収額は7兆円規模に上るということで、前回の提案を約1兆円上回る。セブン&アイはカナダの会社から受けた買収提案について、9月、企業価値を「著しく過小評価」しているとして受け入れられないとの姿勢を示していて、新たな提案にどう対応するかが焦点。こうした中セブン&アイが社名の変更を検討していることが分かった。あす行われる決算発表の際に説明するとみられている。