カナダのコンビニ大手から買収提案を受けているセブン&アイホールディングスを巡っては、傘下のスーパー・イトーヨーカ堂の創業家側も会社の株式を買収し非上場化する提案を行い、社外取締役からなる特別委員会で検討が進められている。これについて丸山好道CFOはきのう、決算会見で「ことし5月の株主総会を1つの目安として、どの提案が最善かを判断していきたい」と述べ、初めて判断の期限に言及した。また会社では去年11月までの9か月間の決算を発表し、米国でのコンビニ事業の不振などから、最終的な利益は前の年と比べて65%の大幅な減益となった。コンビニ事業の立て直しは道半ばの状況になっている。