マレーシア・アンワル首相は、ロシア・ラブロフ外相と会談し、ロシアや中国、インドなどの新興国で作るBRICSへの加盟を申請し、議長国ロシアに支援を求めた。BRICSを巡っては、今年に入りマレーシアの他にタイも加盟を目指している。2日間、マレーシアに滞在したラブロフ外相との会談ではBRICS加盟申請が中心議題だったという。その他にも投資や貿易、科学技術、農業、防衛、軍事、観光などを中心とした2国間協力についても協議したという。ラブロフ外相はBRICS加盟に関心を寄せるマレーシアを歓迎するとし支援をすることを約束したという。BRICSは新興国によるグループでブラジル、ロシア、インド中国、南アフリカで構成されているがエジプト、エチオピア、イラン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦も新たに加盟を果たしている。