若林は三浦商工会議所を訪れた。依頼人は奥山浩司さんと山本浩司さん。今回の依頼はマグロの血合いに代わる新ネーム選考会の司会。マグロの血合いは一般的に捨てられていた。しかしマグロの血合いには「セレノネイン」など抗酸化作用のある物質が多く含まれている事がわかった。若林はまず血合いの刺し身や血合いの串カツを試食。新ネームは10人の選考委員が決める。2583件の中から1つを選ぶ。午後1時30分、会議が始まった。選考委員は司会が若林だということは知らない。若林が会場に入っていっても、会場は静かだった。今回の審査員10人を紹介した。会議は1時間だという。最終候補に選ばれたのは「茜見」「隠れ身」「幹の身」「まぐみ」「ウマグロ」「オイシラズ」「玄身」「黒味肉」「セレ身」「マグロ番長」の10個。この中から3案にしぼり、最後は全員の投票で決める。最初の話し合いで「マグロ番長」「黒味肉」「まぐみ」「隠れ身」は除外。ここから更に絞っていく。2周目はウィークポイントをあぶり出してった。「茜見」「幹の身」「セレ身」に絞られた。投票が行われ「茜見」に決定。