- 出演者
- カズレーザー 岩田絵里奈 野田クリスタル(マヂカルラブリー) 村上(マヂカルラブリー) オカリナ(おかずクラブ) 川田裕美 八木莉可子 ゆうちゃみ
美容・脂肪燃焼・若返り 新発見!0円食材の最強知識をカズと学ぶ。
本日の講師は広島大学・堤理恵先生。捨てている部分に科学的に貴重な成分が入っていることがわかってきた。おいしく食べるレシピも紹介。美肌・ダイエットのお宝成分、0円食材のおいしい調理法をカズと学ぶ。
- キーワード
- 広島大学
ほうれん草の根元の赤い部分には抗酸化&美肌成分があり、マグロのトロを捨てているのと同じ。シミ・シワ・たるみ予防に役立つと言われている抗酸化作用が強い部分。赤い分は植物性色素ベタレインでアンチエイジング作用もあると言われている。ベタレインにはアルツハイマー病の原因を抑制する可能性があることも明らかになった。
アボカドの種は実に対して10倍のポリフェノールが含まれている。L-カルニチンも含まれていて基礎代謝が上がり効率的に痩せることが可能になる。種をフードプロセッサーにかけてから果肉やタマネギ・トマトや調味料を加え混ぜればディップソースが作れる。堤先生考案のディップソースをスタジオで試食した。
エビの殻に含まれるダイエット成分が昨年9月に判明した。エビやカニのようが外骨格生物の殻に豊富に含まれる動物性の食物繊維キチン。ワシントン大学の報告で体重増加を抑制し体脂肪を分解する効果が判明した。最新研究によると水溶性の食物繊維も免疫を活性化する機能が見つかっている。
カボチャの種・ワタで肌髪の潤いがアップが期待できる。街頭インタビューでは95%が食べないと回答している。
- キーワード
- カボチャ
カボチャの種は悪玉コレステロールを下げる効果がある。腸内細菌により分解されたリグナンは女性ホルモン・エストロゲンの血中濃度が高い場合は抑え、低い場合は分泌を促進する作用がある。種はオリーブオイルなどで炒るとビタミンEの吸収率がよくなる。堤先生オススメのレシピはかぼちゃのワタ・種ポタージュ。
マグロの血合いは筋肉で、2020年に発表された最新の研究成果ではマグロの血合いには肌の若返りや美肌が期待できる最強抗酸化成分があることがわかった。
- キーワード
- マグロ
マグロの血合いはセレノネインが含まれていて、2010年に山下由美子先生が発見した物質。活性酸素除去力は500倍と言われている。協同研究している世古卓也先生によるとシミの原因となるメラニンの生成を抑制することもわかったという。マグロの長距離の移動を可能にしているのが血合筋。カナダのイヌイットを調査した研究では体内にセレノネインを含むミネラル・セレンが多く含まれている。体内のセレンが多いほど脳卒中や心筋梗塞の発症率が低いこともわかっている。マグロの血合いハンバーグや竜田揚げなどにすることで美味しく食べることができる。
ナスのヘタの部分は子宮頸がん治療に効果がある可能性がある。名古屋大学ゲノム医療センター・茂木一将助教がマウス実験で発見した。9-oxo-ODAsをたくさん摂取すれば子宮頸がんが治るわけではないという。詳細なメカニズムは研究段階。
捨てられがちな茶殻に驚きのパワーがあるという。
- キーワード
- 茶
茶殻には脂溶性のβカロテンやビタミンEが含まれている。美肌効果や血圧を下げる効果などがあると言われている。ビタミンEに関してはかぼちゃの約17倍も含まれている。戦国時代には茶殻を野菜代わりに食べていたという話もある。茶殻チャーハンやパスタとして摂取すると効果的。
第2位はタマネギの皮。
- キーワード
- タマネギ
八木莉可子が「潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官」の告知をした。
タマネギの皮にはケルセチンが多く含まれている。特茶にも含まれエネルギー代謝が向上するという報告もある。2022年に立命館大学とサントリーの協同研究によるとケルセチン配糖体と低強度の筋トレを合わせることで筋肉の柔軟性が改善。体・関節の動かしやすさに効果が期待できるという。タマネギの皮の1枚目から4枚目までにケルセチンが含まれている。熱に強いためスープにするのがオススメ。
すだちにしかない成分・スダチチンは骨格筋に働きエネルギー代謝が向上。脂肪をため込みにくいこともわかっている。スダチチンを22週間投与したマウスは脂肪の蓄積が抑制された報告もある。
みかん皮に含まれるβ-クリプトキサンチンが内臓脂肪を減らすという報告もある。果肉に比べて約8倍多く含まれているという。山口県の名物料理「みかん鍋」を紹介した。
カズは「食材自体も進化・改良されていて、ワタとかの部分が減っている。昔の調理法を踏襲しなくても美味しい料理はある。作り手の技量・知識が問われる。料理に慣れていって徐々に取り入れるでいいと思う」などと総括した。
「カズレーザーと学ぶ。」の次回予告。