「AIサミット」は韓国が「AI安全サミット」を去年開いたイギリスとともに主催し、オンライン形式で開かれた。会議では「ソウル宣言」が採択され、このなかで最先端のAIを開発する企業には特別な責任があると明記したほか、AIの活用により世界的に難しい課題を解決し、誰でもAIの恩恵を受けられるようデジタル格差の解消に向けた国際協力を強化していくことなどが盛り込まれた。またEUが世界で初めて包括的にAIを規制することを目指し手続きを進めてきた「AI法案」が21日、加盟国に承認され成立した。一部のAIの利用を禁止したり、利用に厳しいリスク管理を求めたりする内容で、2年後の2026年に規制が本格的に適用される見通し。