今日原子力規制委員会は、放射性物質の測定や海水での希釈など処理水を海に放出するために必要な設備検査が全て終了したとする終了証を東京電力に交付した。これで海洋放出に必要な法的な手続きは全て終了したことになる。規制委による検査終了を受けて政府は、夏頃としている処理水の放出開始時期を最終判断する方針である。一方韓国政府は今日の会見で独自の検証結果を発表し、報告書の計画通りに放出が実施されれば「国際基準などに合致する。」と評価した。そのうえで「韓国の海域に及ぼす影響はほぼないことが確認された。」との見解を示している。