札幌で25日に行われたスキージャンプの国際大会「HTBカップ」にレジェンド・葛西紀明(52)が登場。悔しさをにじませつつも日本勢2番目の13位。翌日の大会結果とあわせ、来月15日から札幌で開催されるW杯の代表入りを52歳で決めた。番組はきのうレジェンド・葛西選手に話を伺った。ホーム開催について聞くと「飛び慣れているという点では有利だと思うが応援が直に聞こえるというのが、日本語で。日本の選手は皆緊張すると思います」と話す。葛西選手が世界の舞台に立ったのは1988年、高校1年のときだった。当時史上最年少の偉業だった。そして日本のエースとしてスキージャンプ会を牽引。前人未到、史上最多となる8回の冬季五輪出場を果たした。37歳で臨んだカナダ・バンクーバー五輪では、ラージヒル8位入賞という結果を残した。実はこの時、レジェント・葛西選手の応援にカナダまで駆けつけたのがきょうのゲスト・大泉洋さん。葛西選手が43年に及ぶキャリアで築いたギネス世界記録は7つに及ぶまさにレジェンド。幾度となく世界の舞台立ってきたレジェンドでもスタート前は緊張するそうで、「僕は元々すごく緊張するタイプで、優勝がかかった時の2本目のゲートに入る前、ゲートに座った時、心臓がバクバクバクとなっている。頭が真っ白になって、パニックのまま飛んじゃって失敗する。メンタルトレーニングしても何しても緊張するものはするんです」と話す。そしてスタジオに居る大泉さんに「大泉さんも相当忙しい日々を送っていると思いますが、たまに札幌のテレビを見ると、札幌に帰ってきているのかな?と思ったりしています。大泉さんも結構食べるのが好きだと思うので、ご飯を食べにおいしいところに行きたいと思っているので、ぜひそういう時間があれば一緒に行きたいです」というメッセージをいただいた。