日本が、南太平洋の18の国と地域の首脳らを招いて開いた太平洋・島サミット。採択された首脳宣言には気候変動などに協力して取り組むことに加え中国の海洋進出などを念頭に力による一方的な現状変更の試みに強く反対することが明記された。南太平洋の18の国と地域の首脳が東京で開かれた首脳会合に出席。地域の開発に日本がさらに大きな役割を果たしていくことで合意した。日本は太平洋において中国が影響力を増していることに対抗しようとしている。議題の中心は中国だったとのこと。18日には気候変動などの問題では結束が見られた。また米国では共和党の党大会が開かれていてトランプ前大統領が副大統領候補にJDバンス氏を指名。バンス氏はウクライナ支援に反対の姿勢を明言しており米国はアジアに軸足を置くべきとしている。日本はロシアのウクライナ侵攻に反対の立場を明確にする一方、台湾問題を憂慮している。オーストラリアのウォン外相は「我々がウクライナの戦いを支援している理由は、国際社会における法の支配を掲げる国として、ロシアによる違法で道義に反するウクライナ侵攻に全ての国が反対しなければならない」などと話した。