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「KGB」 のテレビ露出情報

デーブ・スペクターさんとケネディ暗殺事件について伝えていく。トランプ大統領が文書の公開を行う中で黒塗りとなっていた部分の公開も進む形となった。アメリカのメディアも注目する様子が見られるが、ケネディ元大統領の孫であるジャック・シュロスバーグ氏は全くの驚きだがショックではないと振り返っている。事件が起きたのは1963年11月22日の白昼で、大統領選に向けてパレードを行うと、建物の6階からオズワルド容疑者に狙撃されたと見られ、喉と頭部を撃たれたという。その約2時間後にはジョンソン副大統領が就任することとなった。また、オズワルド容疑者は警察本部から移送される中ジャック・ルビーというマフィアとのつながるも持つとされる男に射殺され、ルビー容疑者も4年後に肺がんのために亡くなった。アメリカの調査会社によると、ケネディ暗殺事件には陰謀があったと65%が考えているという。デーブさんは当時は冷戦の最中でありケネディ元大統領はCIAと対立する人物だったが、現場を捉えたフィルムは少なく情報不足が憶測を加速させてしまっているという。
「ケネディ・ファイル」をめぐっては92年の法律では25年後の2017年には全面公開される予定とされていて、実際にトランプ氏は7回にわたって約88%の資料を公開した。オズワルド容疑者がKGBと接触していたとの情報や、暗殺の前にイギリス紙記者に匿名で電話があったこと、オズワルドがCIAの諜報員である可能性があることや、FBIが警察に通達したものの適切な警護が行われなかったことが判明した。トランプ大統領によると、2017年の公開を巡っては国家安全保障上の懸念から一部の非公開を複数政府関係者から求められたという。デーブさんによるとオズワルドが自分の意思でソ連へ亡命した経験があり、CIAやFBIからマークされたものの機関同士で連携できていなかったことも混迷につながったと指摘。バイデン政権でも情報の公開は行われ、21年にはオズワルド容疑者がメキシコで旧ソ連大使館にビザを求める・メキシコで旧ソ連大使館とキューバ大使館を訪れるなどしていたことが明らかになった。22年にはCIAがオズワルド容疑者の追跡を行っていたことや、CIAは事前に暗殺を認知していた可能性があること、メキシコの旧ソ連大使館でアメリカの盗聴器設置をメキシコの大統領が支援したことが判明している。デーブさんは現代ではSNSで過去の発言を調べることが可能だったが、過去は監視していなければ真実にはたどり着けない状況だったと振り返った。CIAがマフィアと組んでキューバ・カストロ大統領の暗殺を狙ったこともあり、情報量を活用しようとCIAが接近した可能性もあると紹介。2023年にはCIAがオズワルド容疑者が旧ソ連大使館を訪問する中CIAが追跡したとする情報が公表されたが、陰謀があったことを示す証拠は見つかっていない。
2025年に入り新たに公開されたケネディ・ファイルにはオズワルド容疑者を射殺したルビー容疑者も口封じを指示された可能性があるとの情報が公開された。また、ケネディ・ファイルの中には「日本大使館を通じて物資を送り始めよ」という文言の物もあったが物資の内容は不明となっている。そして、不明瞭となっているのはFBIとCIAが関与しているのか、オズワルド容疑者は単独犯だったのかが問題となる。ケネディ元大統領を襲った銃弾を巡っては、2発目の喉を貫通した銃弾がテキサス州知事に流れた際に弾道が不明瞭となっている。トランプ氏が情報公開を進めた背景について、海野素央氏はケネディが最も偉大な民主党の大統領と評される中で自分とイメージを結びつけて人気を集めようとしていると指摘。峯村健司氏はアメリカでは政界・経済界のエリートが政府を操っているという陰謀論がありCAが隠したがっているケネディ・ファイルを公開することで支持を集めようとしていると指摘。風間さんはFBIやCIAがトランプ氏の疑惑の追及を行う中、真実を知るべきだと格好をつけつつ敵を攻撃できる一石三鳥の手段と指摘している。またケネディは暗殺されたがトランプは襲撃されても死ななかったという対比もあるのではないか、ファイルの内容が実際は虚偽の可能性もあるのではないかとコメント。カズさんはオズワルド容疑者はケネディ大統領の暗殺以前に将校の暗殺に失敗したことがあり一度失敗した人間を重用するのは違和感があるが、陰謀論として面白くないので語られないと補足した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年2月17日放送 22:00 - 22:45 NHK総合
映像の世紀バタフライエフェクト(映像の世紀 バタフライエフェクト)
ニコライ2世が玉座に君臨していた時代、ウクライナは独自の文化や言語を持ちながらも独立は認められておらず、「小ロシア」と呼ばれるロシア帝国の一部として扱われていた。しかし、1914年の第一次世界大戦に端を発した1917年の二月革命でロマノフ王朝は崩壊。帝国の消滅に伴い、ウクライナ人たちはロシアからの独立を求めてウクライナ人民共和国を建国した。しかし、皇帝に代わ[…続きを読む]

2025年1月1日放送 20:55 - 22:55 テレビ東京
池上彰の元日初解説(池上彰の元日初解説 2025年はこうなる!)
スタジオでは1970年の大阪万博ソ連感のパンフレットを紹介。ソ連館ではレーニンの紹介や宇宙技術などを展示した。後に元KGBのスパイだったスタニスラフ・レフチェンコがこの時ソ連館にいたと明かしている。亡命を監視するためにKGBのスパイが目を光らせていた。アメリカ館ではアポロ12号が持ち帰った月の石が展示され、4時間待ちの行列ができた。迷子の親子を会わせるための[…続きを読む]

2024年12月17日放送 4:55 - 8:00 テレビ朝日
グッド!モーニングけさ知っておきたい!NEWS検定
独裁者の亡命を受け入れるプーチン氏の思惑について。アサド政権崩壊後、ロシアに亡命したアサド前大統領は亡命後初の声明を出した。そこで「シリア出国は計画されたものではない」としている。今回の亡命について、ロシアのペスコフ報道官は「プーチン氏の決定だ」としている。プーチン氏は過去にも独裁者の受け入れを行っている。1991年、旧ソ連から独立を果たしたキルギスの初代大[…続きを読む]

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