先月、訪日外国人の増加率を測るランキングで北茨城市が全国3位という結果になった。北茨城市は岡倉天心が建てた六角堂や、象の形に似ている二ツ島などで知られている。ランキングを発表したナビタイムジャパンによると、外国人が訪れているのが2年前に東京から移住してきたクリスさんの家。クリスさんは中古で2軒の戸建てを購入し、自宅の隣で一棟貸しの民泊を経営していた。宿泊費は1泊1万1500円から。この日宿泊していたのはタイ人2人組と友人の日本人。5年前の来日で茨城の紅葉に感動し、今回2度目の北茨城観光中。人気の秘密は家族同然のおもてなしで、この日はゲストを自宅に招きしゃぶしゃぶパーティーを行っていた。こうした自然体のおもてなしが評判を呼び、今年2月のオープン以来宿泊客は400人を超えた。この日夜遅くにチェックインしてきたのは5回目のリピーターだというブラジル人。周辺に来たら必ず泊まるという。
クリスさんはガイドの腕前も一級品。この日の宿泊客は神奈川在住のイギリス人の父娘。知人のクチコミで宿泊していた。クリスさんが用意したのが北茨城ガイドツアーで、訪れたのは795年創建の花園神社。大きなこぶを持つ通称こぶ杉は妊婦のお腹に似た形から安産にご利益があるとされている。本殿では神様の使いとして知られる「神猿」が飾られ、魔物が去るとのことから魔除けの象徴とされている。続いて訪れたのは増渕魚園。ここではニジマスの釣り体験ができ、釣った魚はその場で塩焼きして食べることができる。クリスさんのおもてなしは茨城全体の魅力度アップに貢献している。
クリスさんはガイドの腕前も一級品。この日の宿泊客は神奈川在住のイギリス人の父娘。知人のクチコミで宿泊していた。クリスさんが用意したのが北茨城ガイドツアーで、訪れたのは795年創建の花園神社。大きなこぶを持つ通称こぶ杉は妊婦のお腹に似た形から安産にご利益があるとされている。本殿では神様の使いとして知られる「神猿」が飾られ、魔物が去るとのことから魔除けの象徴とされている。続いて訪れたのは増渕魚園。ここではニジマスの釣り体験ができ、釣った魚はその場で塩焼きして食べることができる。クリスさんのおもてなしは茨城全体の魅力度アップに貢献している。