最初に調査するのはタイの三谷幸喜の豪邸。敷地面積4400平方メートル、間取りは10LLLLLDK、総建築費は8億円以上の豪邸。門を入ると高さ約5mの噴水、中国から取り寄せた鉄の扉を入ると約1000平方メートルのリビング。家主が家のすべてをデザインしたという。重さ600kg、約800万円のシャンデリア、壁の絵は映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」のスタッフが7か月かけて描いたという。家主はこの豪邸に1人で暮らしている。パーティールームは収容人数30人、ファンと交流できるカフェも自宅に作っている。船は15人乗りでカラオケ付き。2階は一面ガラス張りの星を見るための部屋がある。客室は全部で7部屋など。ここに住むのは一体どんな芸能人なのか。
ここに住むのは有名ドラマプロデューサーのガイ・ワラユットさん。平均年収約100万円のタイで約8億円の豪邸に住めるのには日本とは違うタイ芸能界の特徴に秘密があるという。
まずは気になることを質問。タイの芸能界では交際は基本的に応援され、恋人ができるとすぐに発表するが、その分破局したときには徹底的に調べられて大炎上するという。タイのテレビでは暴力的な表現はNGで、犯人役も銃を人に向けるのはNGでお酒やタバコも映せず、悪い役はみんな無職の設定になるという。
タイのドラマプロデューサーが儲かる理由について。タイのドラマはテレビ局がお金を出すのではなく、自分たちでスポンサーを探すという。ガイさんはコメンテーターやバラエティ番組で認知度が高く、高額なスポンサーがつきやすいのだという。ガイさんに「今、芸能人で幸せですか？」と聞くと、「幸せです」と回答。外にいくとみんなに「次のドラマは？」と声をかけられ、あたたかくて良い世界だと話した。