ミャンマーの国境地帯にある中国系の犯罪組織に監禁されていたとみられる外国人61人が6日、解放された。日本人は含まれていない。6日、タイ側に解放されたのは、ミャンマーの国境地帯にある中国系の犯罪組織に監禁されていたとみられる中国人やインド人、インドネシア人などの61人。日本人は含まれていない。61人は先月、犯罪組織の拠点から解放されたあと、タイ側に送還される予定だったが、ミャンマー国軍が承認していないとして解放が延期されていた。61人は詐欺行為に加担させられていたとみられていて、タイ当局は、ミャンマーに入った経緯や拠点での生活などについて聞き取りを行ったあと、母国に送還する予定。タイで被害者支援を行う市民グループの最新の調査では、24か国、およそ6500人の外国人が拠点に監禁され、その中には日本人26人が含まれている可能性があるという。