横山はこの夏、三男の充さんがお世話になっていた養護施設を訪問。施設に残されていた日誌には「兄が最近CDを出しテレビに出ることが多く喜んでいる」などと横山の活躍を喜ぶ充さんの姿が記録されていた。弟の想いに涙した横山は高槻市にある福祉支援団体を訪ね、現状について話を聞いた。支援が必要な家庭に配られる食料などを把握し、まだまだ不十分だと改めて認識。自分がチャリティーマラソンを走ることで支援が必要な子どもたちの存在を知ってもらえるかもしれないと決意を新たにした。さらに去年マラソンに挑戦したやす子が集めた寄付金が施設への自転車やテレビの寄贈として明確に役立っていることを知った横山は「誰がなんと言おうが走ります」と断言。当日、夜が深まる中、順調に距離を稼いでいた横山だったが、走行距離30kmに迫った付近で大きな不安要素に襲われた。