廃墟と化した町で取材をしていると子どもたちが何度も声をかけてきた。手を使ってジェスチャーをしながら何かを案内しようとする子どもがいた。放置された人骨は政府軍の空爆で犠牲となった市民の多さを物語っている。2013年、情報機関員が市民40人を虐殺。のちにその映像が出回り政権側の残虐さがあらわになる。喜びを語る大人がいる一方で破壊や虐殺を目撃した子どもにとって希望を抱くことは簡単ではない。シリア解放機構は全ての武装勢力を解散させる方針を発表。16日、亡命後初めてアサド前大統領のものとされる声明が発表された。