慎太郎らは、ようやく1匹タツノオトシゴを発見した。タツノオトシゴをレントゲンで撮影すると鎧を着ているよう、全身に鱗が進化した骨板と呼ばれる板をまとっている。分類的にはスズキなどと同じ白身魚。尾尻を海藻などに巻き付け生活をしている。今回見つけたのはオス。本来、今が繁殖期なのだがアマモがないので繁殖ができなくなっている。かなり離れた場所にメスを発見。これでは出会う事ができないので、集まれる場所を作ることにした。城島らは竹ぼうきを土嚢で固定し、タツノオトシゴの住処を作り「竜宮ハイツ」を名付けた。プラ板で作ったタツノオトシゴを竜宮ハイツにくくりつけ海の中に設置した。