柔道男子・81kg級、永瀬貴規選手が見事五輪連覇を達成。82kg級の連覇は史上初。さらに日本勢3人目の3大会連続メダルの快挙。決勝の相手は世界選手権3連覇中の強敵・グリガラシビリ。試合開始45秒、両者に指導が入る。それでも約1分57秒、永瀬が相手の一瞬の隙を見て技ありを奪う。その後も果敢に攻め続け、一本を奪い勝利。最強と言わしめるほど圧倒的な強さで連覇を成し遂げた。永瀬選手は「すごく重みがある金メダル。オリンピックという舞台を2回勝ち抜くことができて本当に幸せなことだと思う。東京以降勝てない時期ばかりだったんですが、この舞台で勝つことだけを考えてやってきたので、きょう1日自分を信じて畳の上で戦うことができたました」と述べた。