メダルラッシュに沸くパリオリンピック2024大会。柔道81kg級決勝・永瀬貴規選手(30)。勝てばこの階級で五輪史上初の連覇がかかっている。そして史上初の快挙に、強いながらも控えめな性格で、襟を正し臨んだ表彰式でも他の選手がガッツポーズを見せるが永瀬はおじぎをし、更に写真撮影でも銅メダリストの後ろにいるなど謙虚な姿勢で成し遂げた史上初の81kg級連覇である。日本人が勝てないといわれた階級でもある。シドニー五輪金メダリストで柔道男子81キロ級・瀧本誠さん(49)は「ちょうど真ん中にある81キロ級なのでスピードとパワー両方を兼ね備えないとこの階級で勝つのは難しい」などと話した。