インド南部にあるタミルナド州のサンサセルバム・コーシャリャさんは今年3月、夫・クリシュナンさんを出稼ぎ先のクウェートで亡くした。イランの攻撃に巻き込まれたという。夫は家族を裕福にさせたいと12年前、単身でクウェートに渡った。夫は出稼ぎ先のクウェートで海水淡水化プラントの電気技師として働いていた。生前、夫は家族が生活に困らないようにと毎月インドの平均月収の3倍以上にあたる10万円ほどを仕送りしていた。収入が途絶えた今、生活費は底を尽きつつある。村にはほとんど仕事はなく、今後子どもたちを養っていくためには両親が営む農業を手伝い生計を立てざるを得ないとしている。ただ、農業生産に欠かせない資材や肥料の価格が原油高で上昇し生活に追い打ちをかけており、両親も不安を募らせている。
ホルムズ海峡の事実上の封鎖の影響で仕事を失った人もいる。インド南部ケララ州で暮らすマナフ・パライルさんは18年ほど前にドバイに渡り、現地の建設会社で資材調達の責任者として働いてきた。今年3月、ホルムズ海峡が事実上封鎖され、建設資材の供給が滞ったことから会社の業績は悪化し、翌月会社側から一時解雇の通知を受けた。妻と3人の子どもを養うパライルさんは毎月、収入の半分を仕送りし家計を支えてきた。今は貯金を取り崩して生活する日々が続いている。パライルさんが今、最も心配しているのが子どもたちの教育費。先月から新学期が始まり、学校で使う教材やノートなどの文房具、制服も必要となるため費用の捻出に追われている。食費や光熱費を節約しているほか、大切にしていた家族旅行も控えるようになった。家計を支え続けていくため新たな職を得られないかと、ドバイに残る友人に状況を聞くが厳しさは増すばかりだという。現地の情勢が落ち着けば、ドバイに戻り仕事を探したいと願っているが、その見通しすら立っていない。
ホルムズ海峡の事実上の封鎖の影響で仕事を失った人もいる。インド南部ケララ州で暮らすマナフ・パライルさんは18年ほど前にドバイに渡り、現地の建設会社で資材調達の責任者として働いてきた。今年3月、ホルムズ海峡が事実上封鎖され、建設資材の供給が滞ったことから会社の業績は悪化し、翌月会社側から一時解雇の通知を受けた。妻と3人の子どもを養うパライルさんは毎月、収入の半分を仕送りし家計を支えてきた。今は貯金を取り崩して生活する日々が続いている。パライルさんが今、最も心配しているのが子どもたちの教育費。先月から新学期が始まり、学校で使う教材やノートなどの文房具、制服も必要となるため費用の捻出に追われている。食費や光熱費を節約しているほか、大切にしていた家族旅行も控えるようになった。家計を支え続けていくため新たな職を得られないかと、ドバイに残る友人に状況を聞くが厳しさは増すばかりだという。現地の情勢が落ち着けば、ドバイに戻り仕事を探したいと願っているが、その見通しすら立っていない。
