東京・目黒区にあるコーヒー豆専門店を取材。この店では世界各国から約30種類の豆を取り寄せ販売。客が選んだ豆をその場で焙煎。コーヒー豆はこの数年で一気に価格が高騰。全体的に約20%値上がりし、中には2年で1100円値上げした商品も。店では今後さらなる値上げを検討している。セブンイレブンは3月4日から「セブンカフェ」レギュラーサイズコーヒーを税込110円から120円に値上げ。スターバックスやタリーズコーヒーも相次いで値上げ。コーヒー豆自体の高騰や円安などが要因。コーヒーの大原産国ブラジルなどの異常気象で生産量が減少した上に歴史的な円安が影響し価格高騰が止まらない。さらに地球温暖化などの影響により、2050年までにコーヒー豆の栽培地が半減するとも指摘されている。八雲珈琲店・宮澤恵治店長は「あと25年後ですよね。コーヒー業界そのものが今とは違う形になっているでしょうし、新しい生産エリアが作られたりしてなくなることはないと思いますけどね」と話した。