ダイソーの商品開発の舞台裏に潜入。40の商談スペースはいつも満席。国内外のメーカーが商品を提案するため朝から晩まで訪れる。約40人のバイヤーたちがメーカーとともにアイデアを出し合う。商談から生まれる商品は毎月1300以上。チーフバイヤー・倉持さんが手掛けた売れ筋商品は靴下。汗をかいてもすぐに吸収して乾く特殊な生地を使っている。この生地を他の商品でも使えないかと倉持さんはメーカーと一緒に肌着などを作ることにした。しかし課題となったのは価格。使う生地が増えることで原価が上がり販売価格は200~300円にせざるを得ない。そこで倉持さんたちはさらに機能を追加することに。アームカバーには時計をしたままでも使えるよう穴を開ける工夫を施した。