春闘による大企業の賃上げが注目されている中で、中小企業でも効率的に賃上げを実感してもらうため様々な手法が登場している。千葉県の菊川工業では業務上有用となる知識などを200種類以上の社内資格として認定し、各資格を取得する事に手当という名目で毎月の賃金に数百円~数千円が上乗せされている。一方都内のダイナミックマッププラットフォームでは1か月3500円を上限に会社が社員の食事代の半額を負担するチケットレストランを導入していて、コンビニや自動販売機でも利用可能。この方法では非課税扱いになるためより賃上げの実感が高まるという。