フジテレビの親会社「フジ・メディア・ホールディングス」の次の経営体制をめぐっては、大株主の投資ファンド「ダルトン・インベストメンツ」が「SBIホールディングス」の北尾吉孝社長など12人を次の取締役候補として独自に提案。一方、フジ側はファンドの提案に反対したうえで、コンビニ大手「ファミリーマート」元社長の澤田貴司氏などを含めた11人の取締役候補を決めた。こうした中、ファンド側は21日、ジェイミー・ローゼンワルド最高投資責任者らが東京 港区にある会社の本社を訪れ、フジテレビの清水賢治社長と面会した。面会では調整が進まず、来月予定されている会社の株主総会には双方の案が諮られることになりそうだという。