- 出演者
- 大浜平太郎 児嶋一哉(アンジャッシュ) 伊沢拓司
広がる転職市場の中で役員幹部候補のエグゼクティブ転職も増えている。年収1000万円以上の転職は4年前の3.1倍になっている。今回はエグゼクティブ転職を特集する。
オープニング映像。
エグゼクティブ転職6回という参天製薬・菊岡稔社外取締役。ジャパンディスプレイ社長、アステラス製薬CFOなどを経て現在に至る。多くはヘッドハンターによる転職だそう。フジ・メディアHDの取締役候補としても、ダルトンインベストメンツから推薦された。ビズリーチ・酒井哲也代表取締役社長もこれまで大手の人材サービス会社を経た。ハイドリック&ストラグルズジャパン・渡辺紀子さんはヘッドハンターとしてこれまで600人以上の国内役員クラスの転職を支えた。菊岡さんのキャリアを紹介。日本興業銀行(現在のみずほFG)から、メリルリンチ証券を経て日東電工に入社。一方でニューヨーク州の弁護士資格も取得した。これは経営層に必要なスキルを逆算して身につけようとしたもの。酒井さんは転職を考えた際にヘッドハンターと会ったことがあるという。「キャリアは健康診断のようなもの」でヘッドハンターなどと話すことで自分の可能性を確認できると話した。
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ヘッドハントのうんちくについてトーク。伊沢拓司さんはヘッドハントでのし上がった偉人と言えば二宮金次郎といううんちくを披露した。また、年間2000人に会うというヘッドハンターの渡辺紀子さんとレゾナック・ホールディングス真岡朋光さんの面談を特別に取材。真岡さんは様々な企業を経てレゾナックの経営の中核を担う人物。真岡さんは仕事を見極める基準として、その仕事をお金を払ってでもやりたいかどうかだと語った。渡辺さんと真岡さんは転職の意志がなくても 定期的に話すようにしているという。渡辺さんは話を重ねてエグゼクティブのことを理解し最良の機会を提供したいと語った。具体的な見極めポイントについては質の高い雑談が出来るかどうかをチェックしているとのこと。
600人をスカウトした渡辺紀子に伊沢拓司が面談した。伊沢は教育分野のエグゼクティブという設定。AIについて伊沢は教育業界では教師の事務作業など、生徒という表側より教師の裏側の方に必要ではなどと語った。渡辺さんはAIとそのサービスを混ぜて話す人が多い中、最初から分けて話す伊沢はさすがだと評した。続いて児嶋はIT分野のエグゼクティブという設定。なぜGAFAのような企業は生まれないのかという質問に、児嶋は日本人は自由な発想が出てこないというステレオな回答以上のものが出せずに終わってしまった。渡辺さんは言葉が詰まったら自分の得意分野、児嶋ならエンタメなどに置き換えて会話をつなげるとアドバイスした。一つのテーマにこだわらないことが需要。さらに渡辺さんが面談で確認するポイントは、経歴に「?」があるかとのこと。
円卓コンフィデンシャルの次回予告。