- 出演者
- 末武里佳子 児嶋一哉(アンジャッシュ) 伊沢拓司
この日開かれていたのは「東京都私立学校展」。都内の全私立中高413校が出展し、学校説明などを行う大規模イベント。今回は進学実績上昇中の中高一貫校の秘密に迫る。
オープニング映像。
今回は中学受験を考えている小学生の子どもを持つ末武アナウンサー、青稜中学校・高等学校の青田校長、駒込中学校の吉田教頭、京華中学の西村教頭、声の教育社の後藤さんが参加。3校の進学実績上昇の秘密に迫る。青稜のキーワードは7時間授業。青田校長は、文科省が基準とする数値よりも五教科を手厚くすることができる、50分を45分に短縮させることで集中しやすくなる、余白の時間を作り非認知能力を鍛えるため導入したと話した。10年前に導入したSラボは夜9時まで自習でき、希望すれば大学生チューターによる個別授業が受けられる。利用料は月5000円。取り組みが実を結び、難関大学の合格者数をここ5年で飛躍的に伸ばした。青田校長は、予備校に行きたい人は止めないが予備校の問題を学校の先生に聞くよう言っていると話した。駒込はここ5年で早慶上理、GMARCHの合格者を倍以上に伸ばしている。その秘密は詰め込み・先取り教育からの脱却にあるという。
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本日のテーマは中学受験。伊沢さんは中学と言えば制服から第ニボタンを話題にあげた。第ニボタンは太平洋戦争から由来があり、学生で戦争に出兵する人が第ニボタンを渡したことから校長先生の訓話から広まりこの風習が広まったという。先取り授業をしない駒込中学校・高等学校。生徒の主体性を育むために自主学習ノートがある。それぞれが自由にテーマを決めて学んだことを記す。一方この高校は高入生が内進生の倍以上おり、子どもの実績に差が出るのか疑問がわいた。駒込高等学校の生徒別合格実績は早慶上智東京理科は内進生109人のうち14人、高入生が72人などという結果になっている。高校のうちに楽しんで、なりたい自分になるという状況を作るのでいい関係性になっているのがこの数字にあらわれているのではと話した。一方京華高等学校の合格実績は早慶などが2019年度の6人から去年は21人、GMARCHは24人から104人に増えた。そんな京華の実績の結果は学外での勉強確保を挙げている。
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郊外で講習を行っている京華高等学校。中学3年生と高校1年生が合宿を行っており、生徒の間では地獄の合宿と呼ばれている。中学3年生に関しては8時半にスタートし、夜10時まで行う。授業の終わったあとに自習時間がある。この合宿をやり遂げた経験がチャレンジ精神を育むと話した。校訓では{ネバーダイ」と掲げており、勉強ができない生徒がいても毎日の確認テストを頑張ることで成功体験を積むことで成績が下位から上位20番台まであがったと話す。この合宿は強制ではないが、ほぼ全員が参加しているという。京華が力を入れいる点について、西村さんは勉強の不得意にかかわらず伸ばすことでGMARCHの合格層を増やしていると話した。
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次回予告。