新たに増えたのは午前中にソウルと静岡空港を往復する便。これまで静岡とソウルを結ぶ便は午後遅くに出発する1日1往復だった。今週からは曜日に限りはありますが午前の便が新設され、週7往復だったものが週11から12往復に増えた。韓国に向かう観光客にも好評。国際線増便を見据えて、コロナ禍から準備したきたことがある。ボーディングブリッジを4機から5機に増やして空港の設備を強化。ボーディングブリッジが増えれば飛行機からスムーズに降りる事ができる。また、出国の際のチェックインカウンターも10から18に増やし、自動チェックイン機も導入。タンクを増設、1.5倍の燃料を保管。国際線の数をコロナ禍前のピーク時に戻したい静岡空港。手を挙げたのは韓国のチェジュ航空だった。チェジュ航空の利用客は韓国からが6割、日本からが4割。他の路線に比べると、割合が均等に近く双方の行き来が活発になっている。静岡空港の発展のカギともいえる国際線の増便。静岡県も各航空会社と交渉を重ねている。