英国を訪問中の天皇陛下は26日、チャールズ国王が総長を務める王立音楽大学を訪問された。150年近い伝統があり、50カ国以上から生徒が集まる世界屈指の名門音楽大学。自身も長年ビオラを演奏する陛下は、最先端の音響技術を備え、観客の反応なども体感できるホールで、日本人留学生らによるアンサンブルを鑑賞された。その後陛下はロンドンの金融街シティー主催の晩餐会に出席された。この晩餐会は国賓をもてなす定番の歓迎行事で、燕尾服に勲章を着用した陛下は、シティのトップであるロードメイヤーのスピーチに続き、答礼を述べられた。