先週、SNSに投稿された動画が話題になっている。夏の夜空を彩る打ち上げ花火を、シルエットの陰影で楽しむ切り絵で表現。細かすぎるアート作品が話題になり、きょう午前8時時点で16万回以上再生されている。制作したのは切り絵作家・斉藤洋樹さん。番組では2年前、斉藤洋樹さんの細かすぎる切り絵アートを取材。そこからさらに表現の幅をアップさせている。今回SNSに「最高傑作」の言葉と共に制作期間半年、1日の作業時間平均12時間を費やして完成させた満開の桜の作品を投稿。花びら1枚1枚、切り絵で丁寧に表現している。カラーフィルム、水彩絵の具を使い、風景写真のような色を再現するのが斉藤洋樹さんのこだわり。気になった景色を目にした途端、切り絵の完成形が頭に浮かぶ。高層ビルと水辺の光景は、斉藤洋樹さんの手にかかると再現度だけではなく、時間経過した風景のように見える出来栄えとなっている。鳥をモチーフにした作品は、フサフサした体毛も切り絵で表現している。斉藤洋樹さんがこれまでに作った作品は約100点。斉藤洋樹さんによると、100円ショップなどで販売されているカッター、カッターボード、好きな色の画用紙で簡単に切り絵を始めることができる。細かい場所から徐々に大きい場所を切り進めていくと失敗しない。コーナー「やってみる。」では風鈴の絵付けに挑戦する。