日韓外相会談で両外相は、安全保障環境が厳しさを増す中、日韓関係の重要性は変わらないという認識を改めて共有し、これまでの関係改善の流れを維持強化していくことで合意した。また国交正常化60年となることし、国民どうし、特に日韓関係の未来を担う若者の交流をさらに後押ししていくことを確認した。さらに、両外相は、地域情勢についても意見を交わし、北朝鮮による核ミサイル開発や、ロシアとの軍事協力の一層の進展に深刻な懸念を共有した。その上で、米国・トランプ政権の発足を念頭に、北朝鮮への対応に加え、インド太平洋や経済安全保障分野での課題に、米国も含めた3か国で連携して取り組んでいくことで一致した。