東京・文京区の六義園ではきのう、樹齢約70年のしだれ桜が見頃を迎えた。きのうの都心は、最高気温28.1度と、7月上旬並みまで上昇し、3月としては観測史上一番の暑さとなった。上野公園の桜まつりでは、50以上の出店が出て、多くの花見客が訪れていた。インバウンド需要に応えようと、外国人観光客向けのツアーも行われている。千代田区はことしから、東京・千鳥ヶ淵などの桜スポットを巡る無料のツアーを始めた。この日は、早咲きのカンヒザクラを案内し、桜の下で記念撮影を行った。社会人囲碁サークルは、花見をしながら、囲碁を打っていた。LE SSERAFIMのファンらは、メンバーをイメージしたスイーツで、花見をしながら、推し活をしていた。東京の夜景と桜を楽しめるバスツアーは、フレンチのフルコース付きで、価格は1万6800円だ。この日のメインは、舌平目のクリーム煮とローストビーフ、デザートは、桜のプレートだった。東京駅を出発し、約3時間、都内を巡る。稲城市のよみうりランドでは、今週末、一番人気のジェットコースター「バンデット」がお花見コースターに変身する。800本の桜を駆け抜ける。日没後、全長180mの桜並木では、イルミネーションなどが行われる。隣接するフラワーパークでは、約250本が咲き誇るイルミネーションが見られる。よみうりランドオリジナルの多摩緋桜は、開花の期間が長いのが特徴のひとつだという。