6日、秋の大統領選挙で与党・民主党の候補者への指名が確定したハリス副大統領は、副大統領候補に中西部ミネソタ州のワルツ知事を選んだと発表した。ワルツ氏は、下院議員や州知事としての政治経験も豊富で連邦議会にも人脈があるとされている。バイデン大統領撤退表明後、ハリス氏への支持を表明してメディアに積極的に出演するなどして支持を呼びかけてきた。多様性を尊重する政治的姿勢・実績などから党内の左派の理解を得られると判断されたことも副大統領候補に選ばれた背景にあるとみられている。これで民主・共和両党の候補者が出揃い、残り3か月を切ったアメリカ大統領選挙は、本格的な選挙戦に入る。