米国大統領選挙。民主党の副大統領候補として指名されたティムワルツ氏。トランプ氏に追いつく起爆剤として期待されている。中流階級の出身で17歳の時に州兵となる一方、高校で地理の教師を務めアメリカンフットボールのコーチも兼任していた。その後、下院議員を経て現在はミネソタ州の知事に。マリファナ合法化や人工妊娠中絶を基本的人権と定める法律に署名するなどリベラルな政策を推し進めてきた。米国メディアはワルツ氏の人物像を「裏庭のバーベキューで出会うような男」と表現している。ニューヨーク大学・イーガン教授は「穏健派の好みに近づけている」と語った。