米国大統領選挙に向け、副大統領候補の民主党ウォルズミネソタ州知事と共和党のバンス上院議員による初のテレビ討論会が行われ、中東情勢や不法移民への対応をめぐって激しい応酬が繰り広げられた。米国のCBSテレビの主催の討論会ではイスラエルを攻撃したイランへの対応などをめぐる外交政策から始まった。また、焦点の1つ不法移民への対応についてはバンス氏が「歴史的な移民危機が起きている」と非難したのに対し、ウォルズ氏は「トランプ氏が反対した国境を強化する法案を可決すべき」と強調した。討論会終了後の緊急世論調査では、勝者をバンズとする回答は42%ウォルズは41%でほぼ互角となった。