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「ティンパニとオーケストラのための協奏曲」 のテレビ露出情報

まずカネオくんがやってきたのは新宿区にある東京オペラシティのコンサートホール。オーケストラは主に弦楽器、木管楽器、金管楽器、打楽器で編成され演奏者は一般的に80人ほど。大規模なものになるとピアノなどを伴い100人を超えるという。世界に目を向けるとウィーン・フィルハーモニー管弦楽団やベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。さらに小澤征爾さんが長年指揮者をつとめたボストン交響楽団など日本でも有名な楽団が多くあるが、日本国内にもオーケストラ公演を行う楽団は150以上。国内オーケストラ人口は1万人以上に上ると言われている。そんなオーケストラだが、多種多彩。個性的な楽器が集まっているからこそ、そこには数々の苦労が。例えば弦楽器。弦楽器とはその名の通り弦を使って音を奏でる楽器のこと。オーケストラで主に使われる弦楽器はバイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスの4種類。中でもバイオリンはオーケストラの花形とも言われ、首席バイオリニストはオーケストラの中でもコンサートマスターをつとめることが多いのだという。バイオリンの最高峰と言われるのがストラディヴァリウス。2022年「ダ・ヴィンチ」は約20億円の値がついた。ちなみに弦を引く弓も最高峰のものだと1000万円以上するものも。第1バイオリンは曲の主旋律を担当。第2バイオリンは主に曲の伴奏を担当。第2バイオリンも音程、音量など絶妙に調整し演奏。多くの演奏者で奏でる花形バイオリン。しかしその裏にはチームプレーで乗り切る苦労も。
涼しい顔で演奏しつつ、こっそり必死のバイオリンリレー。弦が切れてしまったバイオリン。するととなりの人と交換、そしてそれを受け取った人はまた、となりの人へ渡して次から次へリレー。バトンリレーのようにバイオリンを順番に交換していき、最後は舞台袖に近い奏者が楽器を交換。そして、楽器ならではの苦労は他の弦楽器にも!例えばチェロ。チェロは主に低音を担当し、その大きさは数あるオーケストラの楽器の中でもトップクラス。しかし、その大きさゆえの苦労があるという。運搬中には大きさのため楽器を機内に持ち込み。楽器用に席を確保するという(お金もその分かかるという。国内線では約1万1500円)。ちなみにもっと大きいコントラバスなどの楽器の場合はその大きさもあって運搬は楽団が担当してくれるのだとか。
そして、管楽器にも様々な苦労が。管楽器にはフルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットなどの木管楽器とホルン、トランペット、トロンボーン、チューバといった金管楽器があるが、どちらも息を吹き込み音を奏でる楽器。なかでも木管楽器のオーボエには驚きの苦労が。「微調整に苦労しまくり!奏者泣かせの超気まぐれ手作りパーツ」。リードは楽器店でも販売されているが、プロには自分で作る人もいるという。オーボエのリードは乾燥させたアシの茎を縦に割り、リード作り専用の機械で内側を削っていく。削る前と後では厚さに大きな違いが。それを半分に折り返し、土台に糸で巻き付け微調整に入るが、それが超大変なのだそう。できたリードをコンマ数ミリ単位にカッターなどで削り、試しに吹いてを繰り返し調整する。その日の湿度にあった状態のリードをたくさん準備して選んで演奏しなくてはならないのだそう。
続いての楽器は打楽器。小太鼓や大太鼓、トライアングル、ティンパニ、木琴、鉄琴などその名の通り叩いて音を奏でるものが打楽器。そして、打楽器のひとつシンバル。ここにもある苦労が。「出番が少ないからってラクとか言わないで!絶対にミスできないプレッシャー」。シンバルの中村さんは「ベートーベンの第9番はオーケストラの定番曲だが、僕らシンバル奏者にとっては肝が冷える曲。この曲は後半クライマックスっていうところで、僕らが鳴らす。シンバルは目立つためちょっとでもタイミングを間違えたら演奏を台無しにしてしまう。そのプレッシャーと闘ってなきゃいけない。シンバルを20年やっているけど慣れることはない」などコメント。さらにプレッシャーといえば、シンバル奏者泣かせの曲も。それはドボルザークの交響曲第9番「新世界より」。実はこの曲第4楽章までは一切シンバルはない。第4楽章開始から約1分40秒、ようやく一発だけシンバルの出番があったと思ったら。そのまま曲は終了。ギャラについて中村さんは「ギャラは僕らも他の奏者と変わらない」などコメント。オーケストラの楽団員は1音でも1000音でもギャラは一緒なのが一般的だそう。そのため、打ち上げ弦楽器の人から絡まれることがあるのだと中村さんは語っていた。そして、苦労といえばティンパニにもあるという。ティンパニ奏者の岡部さんは「カーゲル作曲のティンパニとオーケストラのための協奏曲は、珍しくティンパニが主役の曲。この曲では最後にティンパニが最後にインパクト抜群の演奏のしかたをする」などコメント。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年10月12日放送 11:00 - 11:50 フジテレビ
チャンハウスザクザクザツガク
クラシック音楽の中にはティンパニー奏者がティンパニーに頭を突っ込んで終わるドッキリみたいな曲があるという。実際に東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団が「ティンパニーとオーケストラのための協奏曲」を演奏している様子を見てみると、終盤はティンパニーのソロになり最後に奏者が頭からティンパニーに突っ込んだ。この曲は1985年にマウリツィオ・カーゲルが作ったもので楽[…続きを読む]

2024年5月25日放送 20:15 - 20:55 NHK総合
有吉のお金発見 突撃!カネオくん(有吉のお金発見 突撃!カネオくん)
カネオクイズ「カーゲルの「ティンパニとオーケストラのための協奏曲」でのインパクト抜群のティンパニの演奏法とは?」が出題された。正解は「紙を張ったティンパニに最大限の力で上半身が隠れるまで突っ込んで静止する」で、実際に作曲者が楽譜に明記している。

2024年3月9日放送 18:30 - 20:00 テレビ朝日
サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん博士ちゃんvs葉加瀬さん 音楽ミステリーSP
笑っちゃうクラシック曲を映像で紹介。続いての楽曲は「指揮者が苦しんで倒れる曲」。マウリシオ・カーゲルの「フィナーレ」。純音楽に演劇性を取り入れるという1つの挑戦で「左手でネクタイを緩め、自分の胸の辺りを軽くさする」などの指示がされており、富澤が挑戦した。
続いての楽曲は「ドリフのコントみたいな曲」。作曲者は先程のカーゲルで曲の最後にびっくりすることが起きる[…続きを読む]

2024年2月4日放送 23:00 - 23:55 テレビ朝日
関ジャム 完全燃SHOWクラシック界のヤバイ偉人&楽曲14選
続いてのヤバイ偉人はマウリシオ・カーゲル。「ティンパニとオーケストラのための協奏曲」という楽曲のラストでは「紙を張ったティンパニに最大限の力で上半身が隠れるまで突っ込み静止する」と挿絵付きの指示がある。「フィナーレ」のラストでは「指揮者が倒れる」という指示がある。

2023年12月22日放送 10:25 - 13:55 TBS
ひるおび!プチトピ
神奈川フィルハーモニー管弦楽団が演奏していたのは、「ティンパニとオーケストラのための協奏曲」という約20分の曲で、ティンパニが主役の曲だ。楽譜を見ると、「頭からティンパニに突っ込む」というイラストと「腰までティンパニに入り静止」という細かい指示が書かれている。ティンパニを打つ面は通常、プラスチックや牛の皮でできているが突っ込むとけがをするため、紙でできたパフ[…続きを読む]

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