ホンダと日産の経営統合が破談。協議打ち切りで、次の一手というのは日産側には何かあるのか。今、ホンダ側からはこんな声が出ている。1社で日産がやっていくというのはできないと。日産自身も分かっているはずと言われている。ただホンダも日産も、そもそもは中国メーカーの台頭だったり、テスラのような新しいメーカーが出てくる中で、このままでは生きていけないという危機感でそもそも協議を始めたが、それが見えなくなってしまった。では今後、日産はどう動いていくのか。一つは、統合まではいかないが何かEV分野で協力していくというのは変えないのでは。一緒になるのに比べたらスピード感は遅れるし、これが最善の道ではないという意見が多い。ただ、単独ではもうやっていけない時代。1つ日産に興味を示しているのは台湾のiPhoneの製造でも有名な鴻海という会社。実は日産を買収したい意向を持っている。ここの子会社になるのも一つの選択肢だとみられている。ちょうど同時期に競っていたところで一旦ホンダとくっつくとう話だったが、もう一度鴻海が出てくる可能性というのはある。例えば鴻海と組んだ場合、鴻海は車のメーカーではない。沢山を工場を世界に持っていて、たくさん工場もないし販売網もない。ということは、車造りは自分たちが日産が主導できるのではないかと期待している方もいる。実際に、自動車産業は非常に裾野が広い。ホンダも日産も、このまま、更に先に進む道がないとその下請け工場や部品メーカーも困るため、道筋を見せてほしいという声は上がっている。トラウデン直美のスタジオコメント。