アメリカがイラン本土へ攻撃を行った2日後、突然トランプ大統領がイスラエルとイランの停戦合意を発表した。しかし、停戦発効後も双方が攻撃を受けたと主張する展開となっている。イスラエル軍はイランが“停戦”を破り攻撃してきたと主張し、テヘラン近郊のレーダー施設を空爆した。薄氷の停戦合意となる中、トランプ大統領はかつてないほどの不満を爆発させた。特にその対象となったのがイスラエルだった。トランプ大統領は「イランは違反したが、イスラエルも違反した。イスラエルは合意をまとめた直後に爆弾を投下した。かつてないほどイスラエルには不満だ。『12時間戦闘停止』と私が言っているのに、1時間で爆弾を投下するとは何事だ、不満だ。この2つの国はあまりにも長きに激しく戦ってきたせいで、自分が何をしているのかも分からなくなっているのだ」と述べ、最後には放送禁止用語まで飛び出す始末だった。あと1時間ほどで戦争終結となる期限を迎えるが、中東情勢は落ち着きを見せるのか。