再びカイロ支局から中継。イラン側の代表団はすでにパキスタンへ到着しているが、停戦合意後にイランが支援するレバノンのヒズボラに対してイスラエルが攻撃を継続したことで一時は代表団がパキスタンに行かないのではないかとの情報も伝えられた。このあと代表団はまずはパキスタンの首相と会談する予定である。代表団率いるガリバフ国会議長はレバノンでの停戦とイランの凍結資産の解除が確認されればその後にアメリカとの交渉に応じるとしている。停戦合意の際にイランとしては10項目が交渉の基盤になると主張しているが、特に譲れないのはホルムズ海峡の管理になる。アメリカ側が賠償の支払いに応じないことも考慮して通過する船舶から通行料を徴収してその資金を国内の復旧にあてたい考えである。停戦合意についてはイラン政府の支持者は「勝利」と捉える意見の一方、米国の条件をのむことは「降伏」と捉える意見もいるという。体制転換と豪語した米トランプ大統領に“失望”となり矛先はトランプ大統領にも向いている。
