東日本大震災から15年の節目にあたり、天皇皇后両陛下は長女の愛子さまを伴い、明後日から被災地を訪問される。2011年6月4日、両陛下は宮城県から被災地の訪問をはじめられた。避難所で膝をつき、被災者に声をかけて回られた両陛下。涙を流す被災者に皇后さまは身を乗り出し手を握りしめられた。震災の傷に想いを寄せ、被災者に寄り添われてきた両陛下。その思いは今回初めて東日本大震災の被災地を訪問される愛子さまにも受け継がれようとしている。明後日は岩手県で大槌町・鎮魂の森や大船渡市魚市場などを訪問される。翌26日には南三陸町の震災被害を伝承する施設や石巻市の復興記念公園などを訪れそれぞれの場所で花を供えたり、被災者らと懇談したりさfれる予定。また来月6、7日には福島県を訪問し、双葉町にある「東日本大震災・原子力災害伝承館」などを視察される予定。愛子さまが初めて被災地を訪問されたのは去年5月。能登半島地震の被災地、七尾市と志賀町だった。仮設住宅で入居者に声をかけたが上皇ご夫妻や両陛下と同じように相手と同じ目線になるよう膝をついてお話をされた。相手の話に合わせて事前によく調べていないとできないようなお声がけもされていた。また、日本赤十字社に勤務されている愛子さまは災害ボランティアをしている大学生に「私は仕事でボランティアに携わっているが、どういう仕組があればボランティアをしやすくなりますか?」などとたずね、学生たちは自身の業務にいかされていくのかと愛子さまから熱意を感じたと話していた。今回の東日本大震災の被災地訪問で天皇御一家は初めて宮城県・南三陸町を訪問されるが、この地は15年前の発災直後、上皇ご夫妻が被災三県で初めて見舞われた場所。このとき説明役をつとめたのが南三陸町の佐藤仁町長。今回、震災被害を伝承する施設で天皇御一家を案内する役をつとめるそうで、「震災後、あの満面の町民の笑みを見たのはあの時が初めて。両陛下(上皇ご夫妻)の持つ力は大きいと改めて思った。」などと話した。実は佐藤前町長は2011年に東京都内で皇太子時代の陛下と懇談する機会があった。発災直後に上皇ご夫妻が南三陸町を訪れたときの様子について尋ねられたそう。そのときの町民の様子などを聞き、天皇・皇后が被災地で寄り添う意味を改めて考えようとされたのかもしれない。両陛下には被災地訪問を継承しようという強い思いがある。側近によると今回の訪問は両陛下が被災地を訪問したいという思いがあり実現したものだそうで、「次世代に震災の記憶を継承」していくことへの強い思いから両陛下の希望で愛子さまを伴われることになったという。こうした訪問は基本的に都道府県からの願い出があって受けるものだが、今回は両陛下の思いもあって宮内庁側から県に相談したという、などと伝えた。
住所: 石川県金沢市古府2-136
URL: http://www.tvkanazawa.co.jp/
URL: http://www.tvkanazawa.co.jp/
